パーフェクト・ブルー

ブラックホール

褒められたくて夢中で 背伸びしてたけど

 

メールの返信は来なかった。

寂しかったし、本当はなにか言って欲しかった。

でも、そういう関わり方をすべきではないということも、相手が分かっていることを、私もわかっていた。わからないわけがない。

その時、その瞬間だけ、メールを返したりして優しくすることはできる。

でも、その優しさが本当に私に必要なものなのかとか、それをすることで私が受ける影響についてとか、ちゃんと全部含めて、考えた上での、

私にとって一番ためになる、ベストな関わり方をしてくれているはず。あんな頭の良い人が、それを出来ないわけがない。私がなりたいのは、そういう人だ。

その場だけ良い顔して、優しい言葉を掛けるだけでは、ただの自己満足に終わることもあるだろう。そんな相手のことを真に考えることのできていない関わり方はすべきではないと、私も思う。

私も、相手にとって最もためになるような、関わり方をしたい。ためと言っても、打算的なことではなくて、うまく言えないんだけど、その人が結果的に良い方向へ行くようにすることが、その場のみの優しさを与えることよりも、相手のことを本気で思うってこと、思いやりを持つということ、本当の優しさであると私は思う。

私が最も目標としているその人のやり方を、私が否定するわけがない。私も人に対して、そんな関わり方の出来る社会的に成熟した人間になりたい。私がこんなの考える日が来るとは、ちゃんちゃらおかしいな。

ただ認めてもらえるように頑張る。愛情欲求みたいなことは、絶対にしない。

 

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