人間は、恐れている人より、 愛情をかけてくれる人を、 容赦なく傷付けるものである。

私もやりたい事、学びたい事はあった。

特に、文学、哲学、心理学。

法律や経済にあまり興味はなかった。

小学生の低学年の頃は学校の先生になりたかった。

高学年で、学校の先生にも絶望して、口にも出せない夢になった。家庭も崩壊した。優しかったおばあちゃんが毎日ヒスって、色々おかしくなった。大人しかったお父さんもどんどん感情的になって狂っていった。お母さんは最初からおかしかった。

私は小学生なのに、１日中布団の中で過ごして、何かするのも罪悪感で動けなくて、寝てるのか起きてるのか分からなくなったりした。幻聴や幻覚を見たりして人生で一番辛かった。友達も信頼できる人も一人もいなかった。

中学2年生の時は毎日寝る時に金縛りにあった。金縛りはいいけど、一瞬息が出来なくなる事があって苦しかった。

過呼吸などの息苦しさは病院で異常なしと判断された。治してもらえないから、息苦しさは絶対に意識してはいけないと思った。

死んでしまうのではないかと思う息苦しさが時々あって、でも死なないしただ苦しくて仕方がないので、意識しないように頑張った。

金縛りには慣れてしまって逆に悩まなくなった。金縛りにあったときに伸びてきた手に首を締められる幻覚を見た事があり怖かった。

目の前で自傷したり過呼吸になったり紙をずっとビリビリ破っていたり縄跳びのロープで自殺未遂しようとした子がいた。女でいたくない男嫌いの自殺未遂常連の双極性障害の子。記憶が飛ぶ、痛みを感じないと言っていた。私の筆箱からハサミを奪い取って手の甲に突き刺し始めた事があった。ネットで知り合った境界性人格障害と離人症持ちの友達と海を見に行って、ロウソクで火傷して帰ってきた。その境界と離人の友達は私もやり取りしていたが、一年後くらいに自殺した旨の連絡が来た。何度か掛かってきていた電話を出られなかった事を悔いた。矛盾は人間らしくて美しい事だと言っていた子だった。美的感覚が好きだった。

モーニング娘。を教えてくれた過呼吸になる子。頑張り屋さんで自責感が強いのかなと思った。リストカットも多くて刃物を取り上げられていた。

拒食症になった時に物凄く痩せ細って強制入院して無理やりチューブで栄養補給されて苦しいと連絡が来たことがあった。心細そうにしていて、家まで来て欲しいと言われて電車で一時間揺られて向かった。

花に囲まれて死にたいと言っていた双極性障害の女の子。真面目で優しくて面白かった。思い浮かばないんだけど私の長所って何だろう？って聞いてみたら、顔！って言われた時、笑った。無神経な事を言ってからかって怒らせた事もあった。でもなんだかんだで凄く優しかった。

私は10代で自分以上に苦しんでる子達がたくさんいる事に驚いた。手助けできるようになりたいと思って入った心理学の四大は辞めた。

全て嫌になって死のうと思ったけど死ねなかった。ムチウチ程度で生きていて、私の体は頑丈だった。記憶がないけどおかしくなって泣きながら連絡をしたら、会いに来てくれた友達がいた。助けてくれた。泊めてくれた。友達のお母さんも優しく迎えてくれた。感謝してもしきれなかった。

他の子にも拒絶されたり、好かれたり、色々あった。

就活の場所でも様々な出会いがあった。バイトをさせてくれと頼んだ。就労を探しに行ったのに、何故か短大へ行くことになった。抵抗権はなかったため、地獄だと思いながら短大へ行った。なんとか自分で天国にするしかないと思った。

バイトを勧められた。風邪は引くし寝込むし死にたいし地獄だか天国だかわけわからんし死にたいしバイトどころじゃなかったため折電も出来なかった。結局そのバイトには夏休みに一段落した段階で入った。その頃私はODモンスターと化していた。

面接で、信用できる人はいますか？と聞かれ、ODモンスターは、いないと答えた。その相手への反抗もあったが、なんて周りの人間への恩知らずな発言なのかと思う。

ODモンスターは次に指導してくれる先輩に反抗した。些細な事で馬鹿みたいに苛立って、指導してくれる先輩を無視したこともあった。先輩のいないところで別の上司に泣きついた事もあった。先輩の前では泣いたら負けだと思っていた。殺伐としていた。攻撃的になる事もあった。最低。別の上司に泣かされた時、私は先輩の前で遂に泣いてしまった。でも、泣きながら帰ろうとしてるところを、凄く心配された。先輩は私が恐れるよりもずっと優しかった。私は心が動いた。心を開けられるようになった。

このあいだ、落ち着く時間や場所を区切りな、例えば車に乗ってる時は落ち着くとか、と言われた。バイト先で落ち着きたいと思った。

何故こんなにここは私の心を揺さぶったのかな。そこに存在する人たちの影響は大きい

私は反抗期してたけど、やっと少し大人になれたかな、認められてきてるかな

まだまだ背伸びをしている

自分の課題が見えてきたやろ、と言われた

やらせて貰える事も増えた

後輩も出来た

まだまだ課題は増えるだろう　

できないことはまだたくさんある

一年後の将来図すら見えない

働けていたらいいなと思う